診療案内
子どもの問題は
小児科で完結することを目標に、
全身の診療をおこなっております。
お子様の体調変化や症状を見て、気がかりな時はご相談・ご連絡を。
お熱、せき、たん、鼻水、のどの痛みなどの症状のほか、気がかりな症状・ご容態の際は、まずはご連絡ください。また、いぼ、魚の目などの皮膚の異常や陰部や股関節の異常、目や耳の検査、慢性疾患、アレルギー疾患の管理など、全身の診療もおこなっております。
「目」の病気について
よくある症状
- 目が赤い
- 目ヤニがでる
- 目がかゆい
よくある病気
結膜炎(細菌性、アレルギー性、ウイルス性)、麦粒腫(ものもらい)など
「鼻」の病気について
よくある症状
- 鼻水
- 鼻づまり
- いびき
- 鼻血
よくある病気
上気道炎(かぜ)、急性副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎など
「胸」の病気について
よくある症状
- 咳(痰がらみ、かわいたなど)
- 呼吸が荒い
- ぜーぜー聞こえる
よくある病気
上気道炎、気管支炎、喘息性気管支炎、後鼻漏、クループなど
「皮膚」の病気について
よくある症状
- かゆい
- 皮膚が乾燥している
- 皮膚に赤いポツポツがある(発疹)
- ぷくっと盛り上がっている(発疹)
- やけど(熱傷)
よくある病気
湿疹、アトピー性皮膚炎、じんま疹、
ウイルス性発疹症(手足口病、りんご病、水ぼうそうなど)、熱傷、水いぼなど
「手・足」の病気について
よくある症状
- 足が痛い
- 腕を動かさない
- トゲが刺さった
よくある病気
成長痛、肘内障、トゲ刺傷、凍瘡(しもやけ)
「耳」の病気について
よくある症状
- 耳が痛い
- 耳をよく触る
- 耳を押さえて泣く
- 耳に水がたまった感じがする
- 耳の聞こえが悪い気がする
よくある病気
急性中耳炎、滲出性中耳炎、耳垢塞栓など
「口・のど」の病気について
よくある症状
- のどが痛い
- 口が痛い
- 口内炎ができる
- 歯ぐきや舌が赤い
- 口の中が白い
よくある病気
感冒、手足口病、ヘルパンギーナ、咽頭炎、溶連菌感染症など
「おなか」の病気について
よくある症状
- 吐く
- おなかが痛い
- 下痢をする
- 排便が何日もない
- 食欲がない
よくある病気
急性胃腸炎(胃腸かぜ)、便秘症など
「陰部」の病気について
よくある症状
- 陰部が腫れる
- 陰部が赤い
- 排尿が痛い
- 尿がまっすぐでない
- おねしょ
- おりものがある
よくある病気
亀頭包皮炎、包茎、頻尿、外陰膣炎、夜尿症
「発熱」について
発熱の目安
38℃以上を目安に考えましょう。
起床時の体温は37.5℃以上は発熱している可能性が高いです。
よくある発熱を伴う病気
上気道炎、咽頭炎、気管支炎、胃腸炎、手足口病、
インフルエンザ、溶連菌感染症など
「けいれん」の病気について
よくある症状
- 白目をむく
- 意識がなくなる
- 手足が硬直する
- 手足が(大きく)ガクガク動く
よくある病気
熱性けいれん、熱によるふるえ
「アレルギー」について
こどもの「心・発達」について
0〜3歳未満
- 言葉が出るのが遅い
- 歩くのが遅い
- 目を合わせない
3歳〜未就学児
- 理解力に乏しい
- 友達とうまく遊べない
小学生以上
- 授業で座っていられない
- 友達とうまく遊べない
- 興味がないととりくめない
- ものわすれがひどい
- 不登校
お子様についての悩み、
子育てについての相談、お訊きかせください。
風邪が流行る時期はとくに診療が慌ただしくなってしまい、じっくりした相談は難しいと思います。そのためじっくり相談を受けることのできる「じっくり外来」を開設いたしました。相談内容によって変動はありますが原則として15〜30分の間で時間を確保して診療します。平日午前中または平日午前診療終了後などの時間を利用して、ご家族と日程調整をしておこないます。午後や土曜日午前中にはおこないません。小学生以上のお子さんの場合、先に保護者とじっくり外来で診断や治療の(説明に時間を要するところの)選択肢を説明し、お子さんと改めて午後などの通常診療枠に受診していただき、お子さんと一緒に治療の選択肢を選んでいくことが出来ます。
主なじっくり外来の相談対象
- 子育ての悩み
- 発達の相談
- 登校しぶり
- 宿題ができないなどの相談
- 夜尿の相談
- 気管支喘息などの慢性疾患の病気
- 治療方針の選択などの説明
- 肥満、低身長の相談 など
定期・任意の小児予防接種、
乳児健診をおこなっております。
アレルギー診療をおこなっています。
よくあるアレルギーの病気としてアトピー性皮膚炎、食物アレルギー、気管支喘息、アレルギー性鼻炎(花粉症)があります。
アトピー性皮膚炎では軟膏の塗り方指導をおこない、大量のステロイド軟膏を使わなくても皮膚の状態をコントロールできるよう心がけています。
食物アレルギーは鶏卵、牛乳を中心として必要に応じて経口食物負荷試験をおこなっています。
気管支喘息では呼吸機能検査やピークフローメーターによる自己管理指導をおこないます。
アレルギー性鼻炎ではスギやダニの舌下免疫療法にも対応しています。
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さかたこどもクリニックでは
こんな機器で診療を行っています。
視力スクリーニング
視力の屈折異常を発見し、眼科医による早期治療につなげます。
ティンパノメトリー
滲出性中耳炎の有無や程度の判断に用います。
耳鏡
外耳道やその奥にある鼓膜などを検査し、中耳炎になっていないかどうかなどを診ます。
吸入器
吸入により喘息などの症状を緩和します。
血球計数器
血液中のヘモグロビン量を測定します。感染症や悪性腫瘍などの疾患の重症度や治療効果の判定に使用します。
超音波診断装置
心臓や肝臓など臓器の状態を体表から超音波を照射して断層像で観察します。
レントゲン撮影装置
少ないレントゲン線量で体に負担が少なく、速やかで適確な診断ができます。
- 当院は医療DX推進の体制を敷いており、医療DXを通じて情報の取得・活用をおこなっています。
- 当院は受診歴の有無にかかわらず、発熱その他感染症を疑わせるような症状のある患者さんを受け入れています。
当院は子どものかかりつけ医機能を有する医療機関です。
当院を子どものかかりつけ医とされた方に以下のような診療をおこないます。詳しくは来院の際に「かかりつけ医について説明希望」とお伝えください。
- 急な病気(発熱や咳など)の診療や、慢性疾患の指導管理をおこないます
- 発達段階に応じた助言・指導等をおこない、健康相談に対応します。
- 予防接種の接種状況を確認し、接種の時期についての指導をおこないます。
また、予防接種の有効性・安全性に関する情報提供をおこないます。 - 緊急時の対応方法について情報提供をおこないます。
- 専門的な医療が必要な場合、専門医療機関へ紹介をおこないます。